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インフォメーション

2020

03/03

新型コロナウィルス感染拡大に対する「認定NPO法人ふーどばんくOSAKA」の緊急対策について

お知らせ

2020年3月3日

本日より3週間(3月3日~3月22日まで)食品の提供・回収について拡大する感染を防止するため更なる「衛生管理の徹底」と人が密集せず対応する活動で「食に困る人を支える 誰も見放さない」活動を緊急対策としておこないます。

 

現時点で厚生労働省が新型コロナウイルスについての情報

 

  • 新型コロナウイルス感染症について

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)接触感染2つが考えられます
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

食品についての情報

  • 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染することはありますか?

食品そのものにより新型コロナウイルス感染症に感染したとされる報告はありません。
 ただ、食品や食事の配膳等を行う場合は、不特定多数の人と接する可能性があるため、接触感染に注意する必要があります(※)。食器についても同様で、清潔な取扱を含め十分お気をつけ下さい。
※接触感染は新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路の1つです。
コロナウイルスは熱(70度以上で一定時間)及びアルコール(70%以上、市販の手指消毒用アルコールはこれにあたります)に弱いことがわかっています。製造、流通、調理、販売、配膳等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、手指消毒用アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。WHOからの一般的な注意として「生あるいは加熱不十分な動物の肉・肉製品の消費を避けること、それらの取り扱い・調理の際には注意すること」とされています。

 

  • 潜伏期間はどれくらいありますか?

WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、これまでのコロナウイルスの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。

 

認定NPO法人ふーどばんくOSAKA ⑤つの緊急対策

 

  • 本日より3週間(3月3日~3月22日まで)食品の提供・回収について「衛生管理の徹底をおこないます。」

 

【感染防止にむけた緊急対策】

 

1 フードバンク活動における留意点

(1) 手洗いの徹底

ドアノブなど様々なものに触れることにより、自分の手にもウィルスが付着している可能性があるため、頻回に流水と石けん、アルコール消毒液による手洗いを実施すること。特に、出勤時、外出先からの帰所時及び食事前等には、手洗いを徹底すること。

(2) 咳エチケット

くしゃみや咳が出るときには、飛沫にウィルスを含んでいるかもしれないため、咳エチケットに心がけること。咳やくしゃみの際には、マスクを着用するか、ティッシュなどで鼻と口を覆い、とっさの時には袖や上着の内側で覆い、周囲の人から顔をそむけ、できる限り離れること

(3) マスクの着用等

対人距離の確保等(できるだけ2メートル程度の距離を保持することが望ましいこと。また、外出に当たっては、人混みを避けることが望ましいこと。)が望ましいが、面談業務等の対人距離の確保等が困難な場合には、マスクを着用すること。事業所内には次の例文を掲示する等の方法によって、スタッフのマスク着用について来所者の理解が得られるように努めること。

例文:「咳エチケットの観点から、スタッフはマスクを着用するようにしております。ご理解とご協力をお願いします。」

(4) 事業所内の清掃・消毒

感染者が触れる可能性の高いドアノブ、電気のスイッチ、階段の手すり、テーブル、いす、エレベーターの押しボタン、トイレの流水レバー等については、アルコール消毒液等を用いた拭き取り清掃を1日1回以上実施することが望まいこと。

(5)スタッフの健康チェック

1、スタッフは、各自出勤前に体温を計測し、発熱等の症状(37.5度以上)が認められる場合には出勤を行わないことを徹底すること。なお、過去に発熱が認められた場合にあっては、解熱後24時間以上が経過し、呼吸器症状が改善傾向となるまでは同様の取扱いとする。なお、このような状況が解消した場合であっても、引き続き当該スタッフの健康状態に留意する。

該当するスタッフについては、管理者に報告し、確実な把握を行うよう努める。ここでいうスタッフとは、利用者に直接対応をする等をするスタッフだけでなく、事務職や配送を行うスタッフ等、当該事業所のすべてのスタッフやボランティア等を含むものとする。

2、面談については、感染経路の遮断という観点で言えば、可能な限り、緊急やむを得ない場合を除き、制限することが望ましい。少なくとも、面会者に対して、体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には面会を断る。

3、運搬業務者等についても、物品の受け渡し等は玄関など施設の限られた場所で行うことが望ましく、施設内に立ち入る場合については、体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には入館を断る。

4、なお、新型コロナウイルス感染症への対応等により一時的に人員基準を満たすことができなくなる場合等により柔軟な取扱いが必要となりますのでご理解してください。

 

2 来所者への対応

(1) 来所者が利用できるよう、入口にアルコール消毒液を設置する。

(2) 来所者等が利用できるよう除菌用ウェットティッシュ等を設置する。

※現在、品不足により設置が困難な状況です。

(3) 厚生労働省の特設HP等で公開されている情報や啓発ポスターとして掲載されているポスター等を活用し、感染予防対応について周知する。

(参考)厚生労働省特設HP

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

(4) 感染した来所者等及び感染が疑わしい来所者等(感染した者と接触があり、発熱や咳などの症状がある)がいる場合、また、来所者のうち、高齢者、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患)を抱える者又は妊婦については、37.5℃以上又は呼吸器症状が2日以上続いた場合には、保健所等に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に電話連絡し、指示を受けること。これら以外の来所者については、37.5℃以上又は呼吸器症状が4日以上続いた場合には、保健所等に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に連絡して、事後の対応に関する指示を受ける。

(参考)各都道府県が設置する帰国者・接触者相談センター情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

 

3 新型コロナウィルスに感染したスタッフ等について

(1) 感染した職員及び感染が疑わしい職員(感染した者と接触があり、発熱や咳などの症状がある)は出勤しない。

(2) 感染したスタッフ及び感染が疑わしいスタッフは、帰国者・接触者相談センターに連絡して、事後の対応に関する指示を受ける。

 

(参考)各都道府県が設置する帰国者・接触者相談センター情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

 

4 スタッフ・来所者等が新型コロナウィルスに感染した場合の対応について

事業者は保健所に連絡して、事務室、や共有部等の消毒や他の職員の出勤の可否等、感染を拡大させないための措置について相談し、保健所の指示に基づき、所要の措置を講じる。

5その他

当面、基本的には上記の留意事項を踏まえつつ通常業務を継続することとするが、地域において感染が増加する事態に至った場合、予定している通常活動、会議、セミナー、グループワークなどのプログラムについては、その必要性を再考の上、実施方法の見直し、延期、中止も検討する。

 

  • ふーどばんくOSAKAと現在、提携している「子ども食堂」141団体について

 

本日より3週間(3月3日~3月22日まで)感染拡大の防止という観点から子ども食堂活動につきましては自粛も含めた慎重な姿勢での対応をお願いします。その理由として、新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。

また、その対策として全国で小中高校の臨時休校が始まりました。一方で混乱が続いていることも承知しています。より身近な地域で「食に」困っている方を発見し支援することが子ども食堂の使命と捉えている子ども食堂もありますがフードバンク活動として、まずは「感染を広めない」「命を守る」ことを最優先と考えています。複数名が集まる子ども食堂や地域食堂はその思いとは違う結果を招くことも念頭に置いてください。

 

しかし、一方で「食に」困る児童や人たちが存在することも把握しています。

そこで以下の活動を緊急対策としておこないます

  • 緊急対策に対応する活動

★ふーどばんくOSAKAから相談窓口と連携しておこなう「個別宅配」の活用

★提供した食品を子ども食堂が「食材」や「弁当」として食に困っている方へ個別に届ける

★上記の対応が難しい場合ふーどばんくOSAKAと協議し「個別相談」として対応

 

  • ふーどばんくOSAKAと現在、提携している「子ども食堂以外の食品提供施設」について

 

配送活動について

「食品希望調査」で申し込まれた食品をについて随時配送を予定していますがスタッフの健康状態や社会情勢により変更することも予想されます。

「緊急対応」が必要となりましたら連絡してください。

※例)施設で子どもの昼食が必要となったので緊急に支援が必要など

 

 

 

  • 食品寄贈について

 

現在、個人・企業・備蓄食品など様々な食品が寄贈されています。

寄贈状況に応じて引き取り日など通常通り行っていきますが一部食品寄贈については個別対応として連絡させていただきます。

 

  • 新規登録について

 

「こんな時だからこそ食品を提供したい」

「新規で食品が必要」

「ボランティア活動にかかわりたい」

など活動に賛同し参加を希望される方については一度連絡してください。

「ふーどばんくOSAKA」に緊急対応が必要な団体、自治体は①ホームページ(https://www.foodbank-osaka.jp/)からの問い合わせか②電話番号(072‐258‐2201)にお問い合せしてください

(最後に)

 

新型コロナウィルスが重篤な病を引き起こすものかどうかなど、またまだ未解明な部分があること。また、高齢者や疾病を抱える人たちへの感染拡大が重篤な病を引き起こす事例などが紹介されだしていること。感染を防止する決定的な対策が現実的に未解明となっていること。など、想定を超えた不安が全国各地で引き起こされているのが現状です。

このような状況にあるからこそリスク管理は、最悪の事態を想定して行うべきものであることは言うまでもありません。

問題は万が一の事態が起こった時という判断になります。

大阪は感染者数が少なく、そこまで過敏に反応することはないのではないかとの一部の意見がありますが、いつ、誰が、どこで、どんな事態で感染するというリスクは誰もがつきまとっているものです。

人の命に関わる問題ですから、それこそ人権問題であり、それを軽視したり、甘く見ることは断じて許されるべきものではありません。

医療従事者や学者等も含めこの一、二週間が感染を拡大させるのか、沈静化の方向に向かうのかの分水嶺だとの判断が示されています。

リスクを排除できないのであれば、リスクを回避する最善の選択をすべきことがフードバンク活動を行う上で必要です。

命に関わるリスクが少ないとはいえ否定できない現状であることを鑑み苦渋の判断として緊急対策活動として活動をおこないます。

「子ども食堂」や「地域食堂」など行き場を失った子どもや支援が必要な方への「食」支援に個人や地域での支援に取り組んでいる支援団体については、上記の内容を踏まえ、緊急対策が必要と判断される場合は早急に連絡してください。感染拡大を食い止めることは「命を守る」取り組みと理解していただき複数名が集まる事業や支援は苦渋の選択となりますが自粛されますよう再度お願いします。

 

特定非営利活動法人 ふーどばんくOSAKA 理事長 赤井隆史