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インフォメーション

2018

11/01

ふーどばんくOSAKAに参加して その⑥

ボランティア参加者の声

ふーどばんくOSAKAが取り扱う食料品は、いろんなルートで入ってきます。毎日のように食品提供のある企業や、毎週1回必ず引き取りに行く企業。月に1~2回、あるいは数か月に1度ですが「ガバッ」と入庫する企業など多様です。しかし、ここで忘れてはいけないのが、量的には少ないですが「フードドライブ」と個人の寄付による提供です。

フードドライブとは、「各家庭で余った食品を持ち寄り、それを必要とする人々にフードバンクなどを通じて寄付する活動」(出典・デジタル大辞泉)です。何かのイベントの時に空のコンテナを置いて、各家庭で食べずにしまい込んでいた食料品などを入れていただくものです。ダイエーグループのスーパー「グルメシティ」の店舗でも、毎月第3週の月~日曜日にフードドライブを実施してもらっています。ただ残念ながら知名度が低いためか、あまり食べ物が集まっていません。(ご協力、お願いします!) そして、もう1つの方法として、個人からの寄付があります。食料品は、運送業者が届けてくれるものもあれば郵便などで配達されるもの、直接持ち込まれるケースもあるなど様々な方法でふーどばんくの事務局に届けられます。

先日も寄付していただけるとの連絡を受け、配送の合間をぬって引き取りに行きました。近くまで行ってから電話をかけると、繁華街に近く車が入りにくいなどの理由で「〇〇の前まで持って行きます。」ということで、外で待ち合わせとなりました。ところがお互いに顔も知らないため、こちらはハザードを出した車の周りをウロウロ。雨も降り始めてどうしようかと思っていたら、筋向いのビルの軒下で、ダンボール箱を小脇に抱えて傘をさしている方が1人。走っていくとやはりこの方で、受け渡しも無事に完了。こちらがお礼を言う前に「わざわざ来ていただいてありがとう。」と言っていただき、雨の中持って来ていただいた事を申し訳なく思いました。

こうした善意が、少しずつですが確実に子ども食堂や緊急支援などにつながっています。