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インフォメーション

2019

09/09

ボランティア参加者の声⑯

ボランティア参加者の声

先日、大学の先生に連れられて学生が2人やってきました。卒業論文に係る研究で、テーマを「子どもの貧困」とし、関連する様々なことを調べている中でふーどばんくOSAKAにたどり着いたとのことで、「一日ボランティア」として参加していただくことになりました。

障がい者が働く施設やデイサービスのような施設、様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが生活している児童養護施設などに、3人で配送に伺いました。

あらかじめ「明日、ボランティアと大学生が一緒に行くので、良ければ施設の取り組みの様子などを簡単に説明してやって欲しい。」旨の連絡を入れてもらっていたこともあって、どの施設でもお忙しい中をさいて、いろいろと説明を聞かせていただいたり写真を撮らせていただいたりしました。
ただ、配送するために各施設に伺っているわけですから、あまり「長居」はできません。大学生たちは、「もっとゆっくり交流したかったのに。」と残念がっていました。2人は、ふーどばんくOSAKAを見学すること自体も目的の一つであったのでしょうが、「子どもの貧困」というテーマを決めての「一日ボランティア」だったこともあり、多くのことを感じ取ってくれていたのが伝わってきました。

2人が「子どもの貧困」をテーマに選んだことには、世の中の”在り方”に対してそれなりに思うところがあるからではないでしょうか。そんな2人だったからか、私のお気に入りの食堂で昼を食べている時以外、貧困問題をはじめ食品ロスや環境問題など、3人であれこれずっとしゃべっていたように思います。別れ際に、卒業論文が完成したら、後で事務局に一部ずつ送って欲しいとお願いしました。

ふーどばんくOSAKAは、未来を創る活動を担っています。「『もったいない』を『ありがとう』に」が、今後もいろんな形で拡がっていくことを願ってやみません。