農林水産省の調査によると、2009年の食品廃棄物の総発生量は2,272万トンのうち、本来食べられるにもかかわらず捨てられる、いわゆる「食品ロス」が約500〜900万トン含まれると推計されています。
これは日本のコメの年間生産量と同じくらいですが、内訳は、食品製造業・卸売業・小売業・外食産業といった食品産業から300〜500万トン、家庭から200〜400万トンと言われています。
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包装状況の問題
缶詰のへこみ、段ボール箱の破損など
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規格外品など
表示ミスの問題
賞味期限等の印字不備、法律で定められた表記事項の誤りなど
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期間限定商品の
在庫の問題
商品が売れ残り、在庫を抱えてしまったなど
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特売品の在庫の
問題
特売や催事の終了により、
商品の在庫を
抱えてしまったなど
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店頭商品の
賞味期限の問題
商品の回転が遅く、賞味期限が迫ってきたなど
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店頭商品の
発売終了の問題
商品が終売となり、定番からカットされてしまったなど
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定番商品の
在庫の問題
倉庫に在庫を抱え過ぎて、賞味期限が迫ってきたなど
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予定外の生産や
不良品の問題
野菜の収穫が予想外に多かった、規格外品が大量に出たなど
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防災備蓄品の
問題
防災用として備蓄していた食品の賞味期限が迫ってきたなど
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催事用食品の
問題
展示会・イベント・試食・サンプリング・スポーツ大会等で飲食品が余ったなど
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「3分の1ルール」の問題
スーパーマーケットなどで決められた「3分の1ルール」(注)にそぐわない
(注)日本の流通業界にあるルールで、結果として賞味期限が残り3分の1以下のものは商品としての販売 ができないことになってしまう
フードバンクとして扱うことのできる食品と、
扱えない食品は、概ね以下のとおりです。
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缶詰など加工食品
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野菜・果物など
生鮮食品
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(賞味期限の近い)
防災備蓄品
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米・パンなど穀物
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冷凍食品
など
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お弁当
(理由:販売期限と
消費期限の間隔が
短すぎて配送できない)
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サンドウィッチ
(理由:お弁当と同様)
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食べ残しの食品
(理由:衛生上の問題)
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賞味期限が切れた食品、
賞味期限の記載のない食品
(理由:安全上の問題)
など